賃貸とマンスリーマンション、どちらが安い？①　

～そもそもなぜ賃貸は2年契約なの？～

 

こんにちは。今回は入居者様からよく聞かれる、

「賃貸とマンスリーマンションはどちらがオトクなのか？」という問題について、解説をしていこうと思います。

弊社は、普通賃貸借の物件（いわゆる2年間で借りる賃貸物件）も取り扱いがございますので、

今回はそういった現場の目線からお答えします。

http://sakura-cf.com/realty/

 

今回は福岡市の中央区、福岡市地下鉄空港線の天神駅～大濠公園駅周辺で物件を探すことにします。

弊社も賃貸店舗を1店舗大濠公園駅すぐに構えておりますので、情報量が多いエリアですし

商業施設や文化の中心地も数多く揃っていながら大濠公園の自然も近く、舞鶴公園には福岡城跡地などの史跡もあり

学生層からビジネスマン、そしてシニア層の方までも人気なエリアとなります。

 

 

…しかし！

今回は本題に入る前に、「そもそもなぜ賃貸は2年間の契約なのか？」

という一度は思ったであろう疑問について、触れてみたいと思います。

 

基本的にはどこの不動産会社に行っても賃貸物件を借りようとしたら「2年間」の契約になることが多いです。

そもそも、なぜ2年なのか？とお考えの方もいらっしゃるかと思いますが

実は、この「2年」の契約、法律等で定められている訳ではありません。

その理由については諸説ありますが、

借地借家法29条にて”期間を一年未満とする建物の賃貸借は、期間の定めがない建物の賃貸借とみなす。”

という条文がありますので、1年未満の場合は「更新のない契約」という事になります。

しかし4，5年となると更新費用を取れなくなってしまったり

というデメリットもありますので2年となった、のだろうと推測されます。

 

ですので、契約自体は2年間で結ぶけれども

実際は1年未満の入居、ということも起きてしまうわけです。

では1年未満での契約時に安く抑える手段はないのか？

ということで仮住まい、転勤、療養、親族の介護など

短期間で賃貸物件を借りたいという方には賃貸物件の短期貸し「マンスリーマンション」が非常に便利となっております。

マンスリーマンションをご利用したことがない方もいらっしゃると思いますので、

実際の費用はどうなのか？というところを大解剖していこうと思います！

 

賃貸とマンスリーマンション、どちらが安い？②｜福岡県福岡市のマンスリーマンションサイト「さくらす」

 

 

＜更新のない契約＞

定期借家契約とも言われ、契約期間が終了した時点で確定的に契約が終了します。

通常は期間内に更新をして長く住むことを希望すれば、さらに同じ物件に住み続けることが出来ますが、

この更新のない契約では原則契約が終了しますので、貸している側は明け渡しを求めることが出来ます。

ただし、貸している側と借りている側が合意すれば、再契約を結ぶことは可能です。

対義語：普通借家契約

 

＜更新料＞

更新料は、オーナーや不動不動産業者の賃貸経営の資金になります。

4，5年の契約ですと更新することなく退去・引越しが起きてしまう事も多いですので、

本文にもありますが、2年ごとに更新となるのが都合が良いのだろうという事です。

たとえば大学などは一般に4年間、短大は2年間なので、ちょうど良いのでしょうね。